2020年コロナ禍では、感染を恐れての検診控えや必要な予防接種の先送り、さらには医療従事者への差別など、医療に関連する局面で人々の意識や行動が思いもよらぬ方向に向かうケースが頻発しました。その大きな原因の一つとなっているのがコミュニケーションギャップです。情報不足や誤った理解が、医療現場での感染に対する過度な恐れや、他の病気の治療を遅らせるリスクなどを見誤ることに繋がります。このギャップの解消は、さらなるコミュニケーションでしか成し得ません。
感染拡大防止のためリアルでのコミュニケーションが制限される中、オンラインでの情報交換が大きな役割を果たします。特に、医療情報においては信頼性の高い情報発信を増やすことは大切です。だたし、やり方次第では新たな誤解や混乱を生み出ししてしまうのもオンラインでの情報発信。では、どんなやり方が求められるのか。
ポストコロナ×医療啓発プロジェクトでは、2021年に迎えるであろうポストコロナ社会に向けての医療啓発の在り方を、様々な分野の専門家が集結し検討していくプロジェクトです。